t3.nano の Amazon Linux 2 で h2o をビルドした

h2oをビルドするために「ruby2.4」と、WordPressを入れるために、「lamp-mariadb10.2-php7.2」を有効化しました。
コマンドはこちら。

ここからyumを使って、php7.2.5、mariadb10.2.10を入れました。

h2oのビルドについては、以前に書いた記事とほとんど一緒で大丈夫でした。


それぞれ最新バージョンでうまくいきました。
cmakeは3.12.1になっていました。
libwslay は何故かうまくビルドできなくなったので、少し手順を追加しました。

■libwslayのインストール
https://github.com/tatsuhiro-t/wslay
こちらのサイトからgit cloneしてビルドします。

■その他
php、php-fpm、mariadbの設定を調整して、古いインスタンスからhtmlとdbを移行しました。

■h2oの設定ファイル
設定ファイルもあれから少し変わりました。

ログは適当にローテートします。

■h2oの起動スクリプト作成
systemctlに代わったので、起動スクリプトは新しく作成します。

これで起動できるか確認する。

できたー。
実はPIDFileのパスで色々ハマったけど、結果おーらい。/var/run/h2o/h2o.pidにしたかったけどダメだった。
感想としては、h2oのビルドが滅茶苦茶速くなった。
ネットワークパフォーマンスも「低から中」だったのが「Up to 5 Gigabit」になったので、でかいファイルもすぐに落とせます。
仮想CPUも2つになったので、h2oとphpとmariadbを一緒に動かしても、そんなに重く感じません。
WordPressの動作もサクサクです。
これで毎月50円お得。
会社では300台以上t2.nano使っているので、t3.nanoに移行するだけで、毎月15,000円もお得になります。
パフォーマンスも良くなる。
いいことづくめ。

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