Windows版GStreamerのバージョン1.18以降での変更点

最近、Windows10 のサンドボックス環境で、Amazon Kinesis Video Stream(KVS) のC++用プロデューサーSDK のビルド環境をあれこれ試していて、ようやく気付いたんだけど、Windows版GStreamer って、バージョン1.18以降でインストール先のフォルダ構成など変わっていたようです。
そのおかげで、Amazon Kinesis Video Stream(KVS) のC++用プロデューサーSDK で GStreamer用のプラグインをビルドしようとしたときに、バージョン1.16 系だとうまくいって、1.18 以降だとうまくいかなくなっていました。
いろいろ試しすぎて、何をやったらうまくいったのかわからなくなっていたのですが、ようやくわかりました。
結論としては、2022/6/15時点で最新のバージョン 1.20.2 でも、GStreamer をインストール後にフォルダ名を変更して、環境変数 PATH に設定することでビルドできました。

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Rocky Linux 8 の Visual Studio Code で KVS のC++用プロデューサーSDK をビルドしてみる

こんどは Rocky Linux 8 の Visual Studio Code(以下、VSCode) で、KVS のC++用プロデューサーSDK をビルドしてみたいと思います。
以前、コマンドラインでビルドした記事はこちらです。

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Windows 10 の Visual Studio Code で KVS のC++用プロデューサーSDK をビルドしてみる

前回は、Visual Studio Communityエディションを使って、VS のC++用プロデューサーSDK をビルドしましたが、今回は無償のIDEとして人気の Visual Studio Code(以下、VSCode)でビルドしてみようと思います。
VSCode は公式サイトから、ダウンロードしてインストールします。
また、Git や CMake、Strawberry Perl、GStreamer もインストールされている前提です。
もしまだインストールしていない場合は、こちらの記事を参考にインストールしてください。


今回は、前回インストールした、Visual Studio 2022 Community エディションの環境を使いますが、gcc や Windows SDK 、Build Tools for Visual Studio などでもいけると思います。

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Windows 10 で KVS のC++用プロデューサーSDK をビルドするは Visual Studio の IDE が幸せだった

古い人間なので、前回は Visual Studio Community 2022 エディション をインストールして、昔ながらのコマンドラインでビルドしたら大変な思いをしました。


今度は本来のIDEとして Visual Studio を使ってビルドしてみたいと思います。
Git や CMake、Strawberry Perl、GStreamer もインストールされている前提です。

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【解決】Rocky Linux 8 で Amazon Kinesis Video Stream(KVS) のC++用プロデューサーSDKをGStreamer プラグインとしてビルドする

以前、Rocky Linux 8 で Amazon Kinesis Video Stream(KVS) のC++用プロデューサーSDKをGStreamer プラグインとしてビルドしようと頑張ってみたんだけど、結局できませんでした。おそらくCeontOS 8系も同様かと思います。

やっぱり、OpenSSL のバージョンが、OS付属のものとSDK付属のもので異なっていることが原因なのかなぁと。

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Windows 10 のコマンドラインで KVS のC++用プロデューサーSDKをビルドしようとしたら大変だった

Rocky Linux 8 で Amazon Kinesis Video Stream(KVS) のC++用プロデューサーSDKをGStreamer プラグインとして使おうと思ったら一筋縄でいかなかったので、Windows 10でチャレンジ。

Webで検索しても、古い情報しか見つからなくて、同じ手順ではビルドできないみたい。
2020年くらいの手順で試してもダメだったので、試行錯誤することになっちゃった。

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Amazon Linux 2 で Amazon Kinesis Video Stream(KVS) のC++用プロデューサーSDKをGStreamer プラグインとして使ってみる

Tapo C200というネットワークWi-Fiカメラを使用しています。このカメラは4,000円以下で購入できますが、なかなかよくできています。
また、マニュアル等には記載がなかったのですが、公式サイトで「仕様外機能としてRTSPプロトコルを開放しています」とありました。
せっかくなので、Amazon Kinesis Video Stream(以下KVS) プロデューサーを使って、このカメラの動画をKVSにアップロードして、閲覧や蓄積できるようにしてみます。
Kinesis Video Streams プロデューサーライブラリには何種類かありますが、今回は Amazon Linux 2 で「C++ プロデューサーライブラリ」を使って、GStreamer プラグインとして使ってみます。

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Amazon Linux 2 で Let’s Encrypt の certbot-auto ができなくなったので対処してみる

Let’s Encrypt は無償でSSL/TLS証明書が発行できて、サービス開始当初からありがたく使わせてもらっています。
証明書の有効期限は90日と短いので、3か月ごとに更新が必要です。
cron 使って自動更新もできるので、さほど問題にはなりません。
ただ、ワイルドカードで使う場合は自動更新できないので手動で更新します。

AWS で EC2インスタンスを使って、Amazon Linux 2 で公開しているWebサイトで、もうすぐ期限を迎える証明書があるので、更新作業に着手。
しかし、ここで困ったことに・・・。
いつも通り、certbot-auto コマンドを実行したところ、以下のメッセージが表示され、更新できない。

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WP QuickLaTeXを試す

WP QuickLaTeXというプラグインで、Wordpressで数式を表示したい。
インストールして、サンプルをそのまま入力したら、表示されました。
LaTeXになじみのある方ならすんなり使えそうです。

At first, we sample f(x) in the N (N is odd) equidistant points around x^*:

    \[    f_k = f(x_k),\: x_k = x^*+kh,\: k=-\frac{N-1}{2},\dots,\frac{N-1}{2} \]

where h is some step.
Then we interpolate points \{(x_k,f_k)\} by polynomial

(1)   \begin{equation*}     P_{N-1}(x)=\sum_{j=0}^{N-1}{a_jx^j} \end{equation*}

Its coefficients \{a_j\} are found as a solution of system of linear equations:

(2)   \begin{equation*}     \left\{ P_{N-1}(x_k) = f_k\right\},\quad k=-\frac{N-1}{2},\dots,\frac{N-1}{2} \end{equation*}

Let’s Encryptでサーバ証明書を作成

h2oでHTTP/2通信を行うために、サーバ証明書が必要です。
Let’s Encrypt で無料のサーバ証明書を作成しておきます。
https://certbot.eff.org
ここの説明どおりにやればできました。
git コマンドが必要なので事前に入れておきましょう。
python も必要ですが、Amazon EC2 の AmazonLinux であれば、最初から入っているので安心です。
発表当初は「letsencrypt-auto」というコマンドでしたが、最近「certbot-auto」に名前が変わっています。

※2020年12月で certbot-auto のサポートは終了したので、こちらの記事を参照ください。


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