Windows 10 で KVS のC++用プロデューサーSDK をビルドするは Visual Studio の IDE が幸せだった

古い人間なので、前回は Visual Studio Community 2022 エディション をインストールして、昔ながらのコマンドラインでビルドしたら大変な思いをしました。


今度は本来のIDEとして Visual Studio を使ってビルドしてみたいと思います。
Git や CMake、Strawberry Perl、GStreamer もインストールされている前提です。

まず、前提として Visual Studio Installer で、「C++によるデスクトップ開発」を選択し、インストールの詳細で以下2つにチェックしてインストールしておきます。

スタートメニューから Visual Studio を起動します。

起動したらこんな画面が開きます。

起動したら、リポジトリのクローンをクリック。
リポジトリの場所に、KVSのC++用プロデューサーSDKのリポジトリを指定します。
https://github.com/awslabs/amazon-kinesis-video-streams-producer-sdk-cpp.git

パスは適当に指定してください。

これで、クローンをクリックすると、リポジトリのクローンが始まります。

フォルダビューでクローンしたフォルダ(CMakeLists.txtを含む)を開くと、自動的に CMake の処理が始まります。


今回は GStreamer のプラグインとして使いたいので、「プロジェクト」メニューから「KinesisVideoProducerCPP の CMake の設定」をクリックします。

CMake の設定画面が開くので、「CMake 変数とキャッシュ」で「BUILD_GSTREAMER_PLUGIN」にチェックします。

進捗状況は、こんな感じで出力ウィンドウで確認できます。

かなり時間がかかるので、気長に待ちます。

このように表示されたら CMake は完了です。
あとは、「ビルド」メニューから「全てビルド」をクリック、もしくは F7 キー押下。
するとビルドが始まります。

このように表示されたらビルドも完了です。
コマンドラインでやるよりも、断然簡単でした。
何事も勉強ですね。

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