【解決】Rocky Linux 8 で Amazon Kinesis Video Stream(KVS) のC++用プロデューサーSDKをGStreamer プラグインとしてビルドする

以前、Rocky Linux 8 で Amazon Kinesis Video Stream(KVS) のC++用プロデューサーSDKをGStreamer プラグインとしてビルドしようと頑張ってみたんだけど、結局できませんでした。おそらくCeontOS 8系も同様かと思います。

やっぱり、OpenSSL のバージョンが、OS付属のものとSDK付属のもので異なっていることが原因なのかなぁと。

改めて試行錯誤して気づいたんだけど、git とか事前にインストールしていなくても、自動で入れてくれるみたい。git をインストールしていない状態でgit コマンド投げると以下のようになりました。

まぁ、入れることがわかっていれば、入れておいたほうが無難ですが、こういったサポート機能はうれしいですね。

で、本題ですが、SDK付属の libssl と libcrypto を削除して、OS付属のものにリンクし直したら、無事にビルドできました。
※作成した buid ディレクトリで作業している場合

これで make も通るようになりました。
今回はCPUが4つあるので、以下のようにすることで make も早くなりました。

改めて、手順を整理すると以下のようになります。

1.必要なパッケージをインストール

2.適当なディレクトリを作成し、git clone してビルドする。

3.GStreamerプラグインのパスと、ライブラリのパスを指定する。

4.プラグインとして認識するか確認する。

このように表示されたら大丈夫。

あとは、Amazon Linux 2 で動作確認した内容と一緒なので、そちらを参照ください。

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