さっき気づいたんだけど、Amazon EC2 の t4g.small インスタンスの無料トライアルをやっているみたい。
このページの「t4g」のタブを開くと、以下の記載がありました。
t4g.small インスタンスの無料トライアルは、2022 年 12 月 31 日まで、1 か月あたり最大 750 時間。
※2023/2/16 追記: t4g.small 無料トライアルが2023年12月31日までとなりました。
まじか。全然知らなかった。
t4g シリーズの発表直後は、t4g.micro の無料トライアルをやっていて、当初は2020年12月31日までだったものが、2度ほど期間延長があって、最終的には2021年6月30日まで無料で使えていました。
今回は、t4g.small なので、t4g.micro と比較して、メモリが2倍の 2GiB になります。
インスタンスサイズ | vCPU | メモリ (GiB) | ベースラインパフォーマンス/vCPU | CPU クレジット取得/時間 | ネットワークバースト幅 (Gbps)*** | EBS バースト幅 (Mbps) |
---|---|---|---|---|---|---|
t4g.nano | 2 | 0.5 | 5% | 6 | 最大 5 | 最大 2,085 |
t4g.micro | 2 | 1 | 10% | 12 | 最大 5 | 最大 2,085 |
t4g.small | 2 | 2 | 20% | 24 | 最大 5 | 最大 2,085 |
これを使わない手はないでしょ。
早速、t4g.small インスタンスを起動してみます。
マネージメントコンソールの EC2 から、インスタンスを起動してみます。
Amazon マシンイメージ(AMI)は、Amazon Linux 2 LTS Arm64 Kernel 5.10 AMI 2.0.20220606.1 arm64 HVM を選択しました。
また、今回は Arm系の Graviton2 を搭載している、t4g インスタンスを使いたいので、アーキテクチャを「64 ビット(Arm)」とします。
そうすると、こちらのように、t4g インスタンスが選択できるようになります。
無料トライアルを試したいので、インスタンスサイズは t4g.small を選択します。
ちなみに、個人のブログサイトを作るくらいなら、EBS は gp3 一択だと思っています。
また、昔は起動ボリュームは暗号化できなかったのですが、いつからかできるようになったので、勉強がてら暗号化を有効にしてみました。
参考までに、無料トライアル期間が終了すると、オンデマンド料金はバージニア北部なら、0.0168 USD/時間なので、1か月で1,600円くらいかな。円安が悔しいところです。
メモリを確認すると、1.8G と表示されました。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
$ free total used free shared buff/cache available Mem: 1896892 91732 1360636 408 444524 1670736 Swap: 0 0 0 $ free -h total used free shared buff/cache available Mem: 1.8G 89M 1.3G 408K 434M 1.6G Swap: 0B 0B 0B |
まぁ、いつも使っているインスタンスサイズは、nano ばかりなので、メモリは 0.5GiB しかなかったけど、small はその4倍の 2GiB もあるから、無料トライアル期間の2022年12月末まで、しばらく遊んでみたいと思います。
※2023/2/16追記