Windows 10 に Squid をインストールしてみる

サンドボックス環境で Git Clone に失敗する問題が解決できず。

複製するサイズが大きすぎるとか、数が多すぎるとか、通信が不安定とか、名前が解決できないとか、どこかで何かがタイムアウトしているとか、調べるすべ(能力)がない。
調べるために、Squid4 をインストール。

Squid の公式サイトのリンクをたどって、Download → binary package of Squid → Windows → Squid-4 → 64-bit からダウンロードして実行します。

次にライセンスに同意を求められるので、チェックして Next をクリック。

あとはデフォルトのままでインストールしました。

インストールが完了すると、デスクトップに2つのショートカットができました。

また、タスクトレイを確認すると、 Squid Server Tray があり、ここから設定ファイルを開いたり、サービスのスタート/ストップなどできます。

今回は、サンドボックス環境でインストールして、自分自身の Git をこのプロキシ経由で行う想定です。
最低限の設定のみ変更します。
Squid Server Tray を右クリックして「Open Squid Configuration」をクリックします。
変更したのは次の1行だけ。
cache_dir aufs /cygdrive/c/squid/cache 3000 16 256
この設定で、C:\squid\cache ディレクトリにキャッシュするように指定します。
エクスプローラーから、C:\squid ディレクトリに「cache」を作成します。
また、初回はキャッシュフォルダを作成する必要があります。
もし Squid が起動していたら、「Stop Squid Service」で停止しておきます。
先ほどデスクトップにできた「Squid Terminal」を起動して、以下のコマンドを実行します。
squid -z
うまくいくと、cache ディレクトリの中に、00、01、02、・・・のようなフォルダが作成されます。

Squid が実行された状態では以下のように表示されて失敗します。

設定変更とキャッシュフォルダの作成ができたら、「Start Squid Service」で起動しておきす。

で、この Squid を経由して Git することで、ログからエラーの原因調査ができるかなぁと。

まず、コマンドプロンプトから git clone してみてエラーの内容を記録しておく。

どうやら実行するたびに「15710 bytes」の部分の数字が変わってる。

2回目は「59814 bytes」だった。接続が切れるタイミングは不定っぽい。

続いて、Git でプロキシを経由するよう指定します。コマンドプロンプトから、以下のコマンドを実行します。

Squid4 を通したらうまくいったみたい。

うーん、ログでいろいろ調査しようと思っていたけど、結果おーらいってことで終了。
結論:サンドボックス環境で git clone がどうしてもうまくいかなかったら、Squid で自分自身をプロキシサーバーにすると解決した。根本的な解決になってないけど。

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