T3とT4gでWordPressのパフォーマンス比較

2018年に立ち上げた、t3.nano の WordPress と、今年立ち上げた、t4g.micro の WordPress でパフォーマンスを比較してみた。
メモリが0.5GBと1GBなので、純粋な比較にはならないんだけど、PHP8.0 で JITが有効な t3.nano と、JITが有効にならない t4g.micro でどっちが速いんだろうと気になるでしょ?

まず、t3.nano の PHP8.0 は JIT が On の状態。

一方、t4g.micro の PHP8.0 は JIT が有効にできない。

どちらも、Webサーバーは h2o 2.3、PHP 8.1、MariaDB 10.2。最大同時接続数やキャッシュ関係は、t3.nano でも動くよう極力絞った値としていて、どちらも同様の設定。
h2load を使って同時接続10で1000接続を計測。
まずは、t3.nano の結果がこちら。

続いて、t4g.micro の結果がこちら。

JITを有効にした t3.nano より、JIT無効の t4g.nano の方が 1.2倍くらい速い。
おそらく、PHP自体は JIT が有効な t3.nano の方が高速なんだろうけど、総合力では t4g.micro の方が速いみたい。
ついでに t3.nano で JIT を無効にした場合の結果はこんな感じ。

さらに遅くなった。
ちなみに実行中の top の状態はこんな感じ。

h2o や mysqld はそんなに負荷がかかっていない。
まだ、6月末までは t4g.micro が無料なので、このまま使ってみることにしました。

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