会社で各種ホームページ用のサーバは、AWSの東京リージョンで、EC2インスタンスを何台か作って環境構築しています。
本番環境とステージング環境で、それぞれ Elastic IP を割り当てています。
Webサイトの動作確認するだけのステージング環境は、そんなにリソースは必要ないので、t4g.nano を使っています。
当然、本番環境は24時間365日稼働させていますが、ステージング環境はWebサイト更新の確認するときだけスタートさせて、動作確認が終わったらストップしています。
ふと気づいたんだけど、インスタンスを停止していても、そんなに請求金額が変わってない。
あっ!そうだ!思い出した。あれだ。
Elastic IP は 稼働しているEC2インスタンスにアタッチしていると1つまで無料なんだけど、停止している場合は1時間あたり $0.005 かかる。
$0.005 per Elastic IP address not attached to a running instance per hour (prorated)
【意訳】Elastic IP は起動中のインスタンスにアタッチしてないと、$0.005 かかるぜ
$0.00 per Elastic IP address not attached to a running instance for the first hour
【意訳】起動中のインスタンスにアタッチしてなくても最初の1時間だけはタダにしてやる
Elastic IP をアタッチした EC2インスタンスをストップしていると、1か月で約396円(※)もかかる。これが複数台あるとそれなりの金額になっちゃう。
(※)ドル円が110円、720時間で計算
一方、t4g.nano は東京リージョンで1時間あたり $0.0054、1か月起動し続けても約428円。
32円しか変わらない。
起動したり、止めたりする手間(人件費)を考えたら、ストップしなくてもいいのかも・・・。
ちなみに、バージニア北部なら、t4g.nano は1時間あたり $0.0042、1か月で約333円。
これなら、EC2インスタンスを停止するよりも、起動したままの方が63円もお得。
いっそのこと、ステージング環境はバージニア北部に移しちゃおうかなぁ。
でも、月に数十円のために、Webサーバ移行作業とかやっちゃったら、それこそ人件費がペイできない。
あきらめ。